JOCVは青年海外協力隊員のことです。 本会はJOCVをリハビリテーション職種で参加した者を中心に、国際協力に興味のある者が集う会です。皆さんの参加をお待ちしています!!! JOCV means Japan Overseas Cooperation Volunteers. JOCV reha-net is constructed by Occupational Therapists, Physio therapists and Speech therapists. If you are interested in International Cooperation, please join us!!
2011年8月10日水曜日
第7回 福島県二本松市での避難生活者支援活動 ~お別れ編~
当日は夕方6時から避難者自治会の主催による「お別れ会」が開催されました。
リハネットもこの「お別れ会」に招待され、今回の訪問した全員で参加してきました。
当日の様子は福島の地方紙やNHKニュースでも紹介されたようです。
「お別れ会」の中では、かき氷機やTシャツが当たる、くじ引き大会も行われました。
リハネットのメンバーがくじを引く役を務めました。写真がリハネット・幸運の3女神です。
スライドショーのコーナーでは、NTCに避難してきてからの日々が数多くの写真で紹介されました。
写真を見ながら涙ぐむ人も多かったです。
それは、決して被災や避難生活のつらさから来る涙だけではなく、避難生活の中で知り合った人たちとの別れの惜しむ涙でもあったように感じられました。
悲惨でしかない災害の只中であっても、新しい温かなつながりを生み出せることは人間本来の力なのでしょうか。
NTCの正面玄関前の庭では、避難者と職員が協力して植樹したライラックの木が風に揺れていました。
数年後、生活が落ち着き、避難の日々が過去のものになった時、ライラックの花を見るために皆で集まろうと言い交しているそうです。
この10月から、NTCでは3次隊候補生を迎えた通常の訓練業務に戻ります。
避難所で出会った皆さんの生活も、少しでも早く、本来の平穏さと平凡さを取り戻せるよう願っています。
NTCでの活動はこれで終わりますが、リハネットではこれからも形を変えて被災した方々の支援を続けます。避難生活を送る方々の日々が少しでも安らかで健やかなものになることを目指して。
皆さんのお力添えをよろしくお願いします。
[この活動は日本財団ROADプロジェクトの助成金を受けています。]
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