岳仮設住宅「絆」祭りに参加して
28日の朝、新幹線と在来線を乗り継いで久しぶりの二本松入しました。年末という事もあり、実家に帰るような気分で電車の窓から見える風景を眺めていたら、時折、見える屋根のブルーシートが見え、やはり震災の傷跡はいたるところに残っている事に改めて気づかされました。
さて、岳の仮設住宅に到着すると既に、婦人会の皆様がてきぱきと食事とお餅の準備をしているではありませんか!?手伝う気満々でやってきたにもかかわらず、すぐに甘酒といか人参を頂いてしまいました。餅つきが始まると、自然と人の輪ができ、手拍子と歌が始まり、子供や和歌山からの警察の方も参加して和やかな雰囲気であっという間にお餅がつきあがりました。私も餅つきにチャレンジしましたが、経験者の人にはかないませんでした…(来年こそはリベンジ!)
つき上がったお餅は、婦人会の皆さまの見事な連携プレーで、これまたあっという間にきな粉もちと納豆餅になりました。どの料理も全部おいしくて、心も体もほっかほかになりました!
日頃、東京で仕事をしていると9か月という時間の経過とともに、地震の記憶が薄れてしまいがちです。しかし、今回のイベントに参加させていただいて震災について改めて考えると共に、仮設住宅の方々の連帯感と温かさに触れる事でこれからも被災地の為に自分の出来る事をやっていきたいと感じました。
今回のイベントにはお手伝いに行ったはずでしたがご馳走になり、更に皆様から多くの事を教えて頂いたように思います。住民の皆様をはじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。また、春のお花見にも呼んでください!
石井 清志(H17-1・パキスタン・作業療法士)
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